6月19日、第61回全国和裁技能コンクールが、都立中央・城北職業能力開発センター高年齢者校(新宿区)にて実施されました。
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、この2年間は会場での実施ができず、各自で縫製した作品を提出する形式で行われました。
それはそれで良かった面もたくさんありましたが、競技というのは、「同じ環境の中で、その日その瞬間にいかに自分の実力を発揮できるか」ということも重要な要素に含まれていると思います。
そのため、競技当日までの体調のコンディション作りや現場独特の緊張に負けない強いメンタル面も必要となります。
競技でいい成績を残すためには、このような技術以外の要素も重要で、総合的な実力が問われる会場実施型が本来のコンクールのあり方であるとつくづく実感しました。