平成29年度 着付け特別講習会 ルポ

秋の特別企画「江戸時代の角だし結び、日本舞踊の後見結び、天正時代・江戸時代の峠の着付け」

平成28年 11月26日、都立中央・城北職業能力開発センターにて、『江戸時代の角だし結び、日本舞踊の後見結び、天正時代・江戸時代の峠の着付け』の展示と実習が行われました。
角だし結びは、江戸時代から伝わる普段着で用いられる帯結びです。帯締めは使用せず、袋帯のような長さのある帯を用いて手先を右に出し、左に櫛状に手を引き出して、お太鼓の左右から手が出る大人っぽく粋な印象に仕上がる結び方です。
後見結びは、日本舞踊で用いる帯結びで、お太鼓から手先を左右同じ長さで上に出し、膨らみをもたせず背中に沿わせて結びます。
男性正装の裃(かみしも)は、時代劇などで武士の礼装姿として印象にありますが、実際に目にすることが初めての方も多く、受講者の関心を高めていました。
講師の井上先生は、着付ける時の手さばきや動作が素早く、軽やかで、圧倒的な職人技の美しさを披露して下さりました。

着付け講習会




平成28年度 着付け特別講習会 ルポ

秋の特別企画「舞妓さんの着付け・展示・実習」

平成28年10月16日、北沢八幡宮にて『舞妓さんの着付け・展示・実習』が開催されました。講師は東京衣裳きもの学院元院長、時代衣装着付け士の井上純一先生。日本舞踊・演劇・映画・オペラ・TVドラマ・CMなどの着付けで幅広くご活躍されています。

講習は朝9時半から始まり、まずは先生によるお手本が披露され、10時45分からは参加者が5人1組となり実習が行われました。午後には実習の続きの他、返し衿や作り帯の実演、最後は関東の芸者さんの帯結びである柳結び、その変形のひっかけ結びを見せて頂き大変盛り沢山な一日でした。

舞妓さんの衣裳など、時代衣装や舞台衣装はテレビや観劇で見ることはあっても実際に手に触れることは普段の生活ではほぼないことなので、大変貴重な講習会であったと思います。

着付け講習会