平成28年度 和裁講習会 ルポ



全国和裁着装団体連合会 主催

第43回 和裁コンサルタント研修会

平成28年10月2日

城北職業能力開発センター高年齢者校

経帷子小物講習


講習会 ルポ

平成28年10月2日、今年度の「和裁コンサルタント研修会」が都立中央・城北職業能力開発センター高齢者校にて行われました。

今回のテーマは「経帷子の小物製作」。
経帷子とは、仏式で亡くなった人を葬る時に着せる着物のことで、今回は経帷子に身に付ける小物6点(帯・手甲・脚絆・頭陀袋・三角布・白足袋)が製作課題でした。

一日で6点を完成させるため、それぞれポイントに絞った講習内容でしたが、経帷子の小物独特な縫い方やコツ、また小物についての由来などの説明もあり、とても充実した講習内容となりました。

経帷子小物講習





平成27年度 和裁講習会 ルポ


全国和裁着装団体連合会 主催

第42回 和裁コンサルタント研修会

平成27年11月8日

城北職業能力開発センター高年齢者校

袴講習


講習会 ルポ

平成27年11月8日、今年度の「和裁コンサルタント研修会」が都立中央・城北職業能力開発センター高齢者校にて行われました。
今回のテーマは裃製作の第2部で「5歳児用袴製作」。前回の肩衣(上衣)の講習と今回の袴の講習で裃が完成するという構成です。

まず、裁断図を確認しながら生地の裁断から始まり、事前に用意された腰板や付菱と後紐を付け、前布、後布のひだ折り、そして相引き縫い、笹ひだづくりという工程で講習が進められました。途中、子供物の前紐丈などの寸法の割り出し方や各名称の説明、腰板の止め方のポイントなど、各工程ごとに細かい説明がされていました。指導員のわかりやすい説明で受講者たちもその手元を熱心に注視していました。

袴の完成後、前回の上衣と合せて裃の着付けの実演があり、着付けが終わると受講者たちから歓声が上がりました。

裃完成





平成26年度 和裁講習会 ルポ


全国和裁着装団体連合会 主催

第41回 和裁コンサルタント研修会

平成26年11月9日

城北職業能力開発センター高年齢者校

裃講習


講習会 ルポ

平成26年11月9日、今年度の「和裁コンサルタント研修会」が都立中央・城北職業能力開発センター高齢者校にて行われました。
今回のテーマは「裃製作」。参加者のほとんどが時代劇で見たことのある程度で実際どのような作りになっているのか、会場は興味津々な雰囲気に包まれていました。

講習会では裁断に時間をかけていました。通常の和服とは違い特殊な裁断をするので参加者も恐る恐るハサミを入れていました。
続いて縫製に入り、ひだの外側に竹ひごを入れるとビシッと裃の形になり、参加者の安堵感と満足感が見受けられました。

普段はなじみの薄い裃ですが、これを機会に裃の歴史や用途などについて勉強してみるのも良いかと思います。

裃講習





平成25年度 和裁講習会 ルポ


全国和裁団体連合会 主催

第40回 和裁コンサルタント研修会

平成25年9月8日

城北職業能力開発センター高年齢者校

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講習会 ルポ

平成25年9月8日、本年度の和裁コンサルタント研修会が城北職業能力開発センター高年齢者校にて行われました。
今回のテーマは、午前中に「礼法」、午後に「しみ抜き」の2部構成での講習会でした。

礼法

午前中の礼法は佐藤孝子先生を講師に迎え、「ワンランクアップの礼法を学ぶ」ということで基本から細部にわたっての内容でした。

まず、基本の「立礼の挨拶」、「正座での挨拶」を今回は扇子を使ってその取り扱い方などを練習しました。また、自己紹介を言葉に出してご挨拶の練習もしました。

次にお茶とお茶菓子の説明がされ、お茶の出し方については、「運び方」「置き方」「出し方」を、さらにお茶の飲み方についても学び、蓋つきの湯呑茶碗の取り扱い方についての指導もありました。

後半には、お客様の「お迎え」「お席入りの仕方」「誘導の促し方」「物の扱い方」などの説明があり、日常生活にはその時々の礼儀作法、立振る舞い、物の扱い方があり、合理的に美しい作法を身につけることの大切さを改めて実感できる講習内容でした。

和裁講習会


しみ抜き

午後の「しみ抜き」の講師は木村和弘先生。
まず先生が着物の衿の汚れを落とす実演があり、汚れている部分だけでなく衿全体の色が変わる程シミ抜剤を付けることがポイントで、「いかに周りにうまくぼかせるか」の重要性を教授されました。

続いて胴裏についた血液のシミを落とす方法では、昔ながらの洗濯石けんを使用し、水で叩いた後さらに石けんを付けて叩いていきます。
その後石けんの油を落としたり和ジミになった部分をぼかしたりと作業は色々あり、最終的にかなり効果のある方法を学ぶことができました。
 城北職業能力開発センター高年齢者校
さらに、コテで付けた焦げの始末も実際に見ることができ、受講者の皆さんが驚嘆していました。

最後に受講者がそれぞれ持参した品物のシミ抜きを実践し、講習会の終了となりました。「自分で消せるしみ」と「プロに任せるしみ」の見極めも大切であることも学びました。

和裁講習会





平成24年度 和裁講習会 ルポ


全国和裁団体連合会 主催

第39回 和裁コンサルタント研修会

平成24年9月9日

:城北職業能力開発センター高年齢者校

和裁講習会


講習会 ルポ

平成24年9月9日、今年度の「和裁コンサルタント研修会」が都立中央・城北職業能力開発センター高齢者校にて行われました。今回のテーマは国家検定1級に準じた「都衿上半身部分縫い」で、講師は神奈川県和裁訓練協会の持田宣治先生が指導にあたられました。
当日は残暑厳しい中、7名の参加者のもと、中山好男副会長の挨拶から講習会が始まりました。(また今回は特別に、技能五輪全国大会に出場される方のために長着縫製のポイント講習も組み込まれていました。)

都衿の講習ではまず方眼紙を使用し丁寧に型紙を作り、そして裁断、へら付け、縫製へと順調に進んでいきました。やはり1番難しい小衿付けのところでは大分苦戦していたようですが、重要な箇所でもあるので講師の先生も受講生もじっくり丁寧に進めていました。

長着の講習では受講生が、袖口のふきの出し方・裾の作り方・褄の作り方・衿先の合わせ方等、予め教わるポイントをまとめて講習会に臨んでいたので、それを1つ1つ丁寧に細かく指導されていました。

全体を通じて、講師の先生、受講生共に真剣に取り組んでいる姿が印象的で、国家検定や技能五輪に非常に役に立つ講習会の内容だったと感じました。

和裁講習会

和裁講習会